『見て触って音を出してみよう楽しいバイオリン教室』を開催
2月6日(火)に、岡山県立大学安久津太一教授(保健福祉学部子ども学科)が社会福祉法人ちとせ交友会 当新田ちとせ保育園(岡山市南区)の4・5歳児の子どもたち41名(0歳~3歳は一部のみ参加)を対象に、『見て触って音を出してみよう楽しいバイオリン教室』を開催しました。
県立大学の卒業生が当法人で勤務していることもあり始まった同企画。これまで姉妹園であるちとせ認定こども園(2回)グリーン長利こども園(1回)、長船ちとせこども園(2回)実施しています。
同園では、3回目を迎え、最良のチームが構成され、実践を積み重ねることができています。子どもたちが、本物のバイオリンやチェロ、トーンチャイム、ハンドベル、リコーダーなどの楽器を触って、「カノン」を合奏し、演奏体験をすると同時に、楽器の音色を探究する姿が印象的でした。
子どもたちが大好きなディズニーメドレーを職員等が演奏すると、熱心に聴きいっていました。子ども学科3年生の学生もクラリネットの演奏で加わり、充実した音楽交流、関わり合いの機会となりました。園児たちが鼓隊演奏をした曲目が流れると楽しそうにみんなで声を合わせて歌い出しました。
子どもたちにとってもオンライン参加の多かった大学生にとっても、貴重な実践の機会となりました。
同実践は、コロンビア大学で実践・研究されている乳幼児教育をモデルにしており、探究と共同の学びを主軸にしたスタイルが特長です。また、子どもたちは、当日手にした複数の楽器でアンサンブル体験をすることができましたが、早期に合奏体験ができる弦楽器教育の教授法は”fast protocol”として音楽教育分野の国際論文にもなっていると安久津教授より伺っております。