インタビュー No.6
以前の保育園で不満だったことが、転職して一気に解消。
話しやすくて働きやすい「ちとせ」での毎日が本当に楽しい。
保育士 2019年4月入社東京地区保育園勤務
ゆうこ先生
―――大学卒業後に新卒で入社した法人の保育園から、ちとせ交友会に転職した理由は何ですか。
以前の職場は、若い先生がほとんどで、自分が保育士2年目となった頃から仕事のスキルアップや自分のステップアップを考えたりする中で、「もっと深い話をしたいな」と思っても相談できる相手がいなかったんです。主任や園長先生も若い方だったので、経験が浅くて何かあってもあまり聞けないなという感じで。それで、もっと年代の違う職員がいる環境で働きたいと思って転職活動を始めました。
―――ちとせを志望した動機を教えてください。
求人サイトで紹介していただいたのですが、今の深大寺東町ちとせ保育園に見学に行って園長先生と面談した時に「ああ、ここで働きたいなあ!」とすごく思ったんです。
実はもう1つ、他の法人の保育園も見学に行ったんですが、そちらは何もかもうちは完璧ですというような話をされて、そうなるとちょっと疑わしいなと。ちとせの園長先生は経験がとても長い方なので、私が前の職場で問題に感じたことを話しても「保育園は基本的にそういうところがほとんどかもしれない」って正直におっしゃって、その上で、前の園とちとせの園の違いはココだとはっきり提示してくださった。逆に「自分の考えが甘かったんだなと思えたほどです。そして、「ここで働きたい、ここで自分も成長したい」という気持ちがすごく湧き上がってきました。
――― ちとせの保育についてはどう思いますか。
「見守る保育」という方針に共感しています。
以前勤めていた園はその都度子どもに声をかけるやり方だったのですが、ちとせで見守る保育をやっていると、子どもの姿がよくわかるというか、子どもの成長やこんなことを経験しているんだなっていうのをしっかりと見られて、いいなあと思いますね。
―――転職の理由となった悩みは解決できましたか。
はい。ちとせはいろんなキャリアの方がいますが、とても話しやすい雰囲気の職場なんです。
私と同世代の方も多いですが子育て経験のある方も半数くらいいて、何か相談すると「自分の見解はこうだけど、こういう意見もあるな」という気づきがあったり、保護者目線の意見もくださるので保護者の方にこういう伝え方もあるのかってハッとしたり。
今までは保護者の方に対して自分たち保育士目線での話をしていましたが、年配の方やキャリアの違う方たちは見方が違うので、視野が広がりました。
―――保育士の仕事のやりがいを教えてください。
子どもの成長をその時その時感じられるのが一番うれしいです。
家庭環境の影響もあってちょっと荒々しい子がいて、他の子が遊んでいるおもちゃを取っちゃうようなことがよくあったんです。そんな時はいつも私が仲裁に入っていたんですが、ある時見守ってみようと思って黙っていたんですね。
そうしたら、その子が私の顔をちらっと見て、何か考えて、自分から他の子に「貸して」って言えたんですよね。すごく頑張って言えたのがわかって、「ああ、成長したなあ」と。「貸して」と言われた子も「いいよ」って言って一緒に遊んでいる姿を見ていたら胸が熱くなりました。
――― 今の仕事内容を教えてください。
1歳児を受け持っていて、15人の園児を4人担任で見ています。だいたいクラス2つに分けて活動することが多いです。
―――自分なりの仕事のポリシーは何ですか。
保護者の方とのコミュニケーションを大事にしていて、受け入れやお迎えの時に、保護者の方に子どものエピソードを1つは話そうと決めていて、実行しているんです。今日1日の出来事をバーッと思い返して、些細なことでもお話しするようにしています。個人面談の時に保護者の方から「いつも先生が教えてくれる子どものエピソードがすごくうれしいんです」と言っていただけたので、やってよかったと思いました。
もちろん子どもの対応にも心がけていることはいくつもあるんですけど、一番は預けている保護者の方との信頼関係を考えています。
――― 待遇面はいかがですか。
給与面や借り上げ住宅の補助など満足していますし、研修など学べる機会が多いのもうれしいですね。
お休みも取りやすく、私は今年有給休暇と休日をうまく使って韓国旅行をしてきました。
いっぱい食べて飲んでお買い物をして楽しかったです。そういう時間をしっかり確保できるので、メリハリがついて、また仕事へのモチベーションにもつながります。
今は転職して本当によかったと思っていますし、ちとせの保育園で仕事ができていることがとってもうれしいです。
――― 今後の目標を教えてください。
乳児の経験しかないので、今後は3、4、5歳の幼児も受け持ってみたいと思います。
いろいろな年齢の子どもの保育の経験を積んでいきたいですね。
―――ここで一緒に働きたいのはどんな人ですか。
やっぱり子どもが好きっていう気持ちがあるのが大事だと思います。
大変な仕事だけどそれ以上にやりがいを感じられる仕事ですし、私自身がちとせに入社して成長した経験をこれから入ってくる人たちにぜひ伝えたいとも思っています。